脊髄小脳変性症

a114. 小脳による運動制御の特徴として、運動指令は大脳で形成され、脊髄を経て筋に伝わり、その結果運動が発現します。

このようにして実行されている運動が周囲の状況に照らし合わせて適切になるための

調整を行っているのが小脳です。→→動きは小脳により常に監視され、たえず微調整されています。

このために、小脳は脳幹に存在する歩行運動中枢や、四肢の随意的な運動の中枢である大脳運動野と密接な線維連絡を持っています。

小脳の正中部である虫部は脳幹,脊髄と密な連絡があり、歩行運動の調整にあたっています。