脊髄小脳変性症

a124. 退院時に最も重要な部分の診断結果を聞きました。

入院した病院は、年間に脊髄小脳変性症の患者を30人前後診察しています。

その経緯から病の進行についてです、個人差はあります。

平均してみると、歩行に補助具を要するまでに3年、車いすまでに5年、寝たきりになったり、亡くなってしまうまでに8∼9年程度と言われました。

あくまでも個人差があるってことを肝に銘じて行きたいと思っています。 

脊髄小脳変性症

a123. 小脳症状が強い方には、現況でセレジスト錠が少しの効果が見込めるかもしれないとされている薬ですが、そのほかにも自律神経障害に対して生活指導や昇圧薬を使用したり、睡眠時の睡眠時の無呼吸に対して非侵襲的な間欠的陽圧人工呼吸を着用したり、残尿に対して自己導尿やバルーンカテーテルを留置することがあります。

脊髄小脳変性症

a122. 一昨日、大学病院を退院する際に担当医師による入院でさまざまな検査の結果を通告されました。

結果は、ほぼ間違いなく多系統萎縮症であること。

この症状は、パーキンソンニズム、小脳症状、自律神経症状など様々な症状を呈する

神経変性疾患です。

パーキンソニズムが強いタイプをMSA-Pと呼び、小脳症状が強いタイプをMSA-Cと呼びます。

病気が起こる原因についての詳細な点はまだ不明です。

遺伝性は基本的にないとされています。

病気をなかったことにすること、あるいは進行を止めるような根本的な治療法はまだ開発されていません。

私の症状は、後者の小脳症状が強いタイプでセレジストとよばれる脊髄小脳変性症で用いる薬を使用すると少し効果がみられることがあります、実際目に見えて効果は感じていませんが私。

脊髄小脳変性症

a121. 自分でいつもと違った変だなと気づいた1年以上前、初めは脳疾病関連とは気づかず以前近所の方にも似た症状の方がいらしたので同様に耳科学的なを疑いました、耳は音を聞きそれを脳に伝えるに限らず、頭の位置がどんなかを感知する感覚器官でもあり、体のバランスをとるのに重要な役目をになっていることは承知しておりましたので、半年後に検査した時の診断には驚愕いたしました。

今回のより一層専門的な検査による診断結果を受け、対応していきたいと思います。

脊髄小脳変性症

a120. 小脳失調症以外の疑わしい症候について思い当たることを記します。

・感覚システムの障害

感覚システムは、触覚・温度と痛みの感覚・位置覚の3つからなります。

この障害に見舞われると触れても鈍い感じや痺れる感じになります、また位置覚だと思った位置に手足をもっていけず、ましてや目をつっぶてだとふらついて倒れてしまう恐れも生じます。

この点からも、私にはあてはまらず。

 

 

脊髄小脳変性症

a119. 小脳失調症以外の疑わしい症候について思い当たることを記します。

・運動システム、筋力の障害

脳の運動神経から発した信号は脊髄を通り末梢神経を通り筋肉を動かす筋力となります。

このシステムは、どの箇所が侵されても運動麻痺や筋力低下を起こします。

このように運動システムは小脳システムとは異なる系なので、私にはあてはまらず。

 

 

脊髄小脳変性症

a118. 脊髄小脳変性症では最も障害を受ける場所が小脳システムで、これは小脳を中心とする手、足、体の協調運動(なめらかにするための)をつかさどる場所です。

動きにぎこちなさが発現しますが、力は弱まりません。

最近、関連の書物を読んで知ったのですが、運動システムは小脳システムとは異なる系統で‹力はあるがふらつく›とか‹指の力はあるが滑らかに書けない›などの症状、日常で筋肉が強張ったりつっぱたりの症状が気になりだしたら、用心が肝要です、実際そんな事が思い当たるので。