脊髄小脳変性症

a126. 退院時、具体的な症状の説明に加え、3つの覚悟に関して事前に意思を決めておくことが、次回診察日までの宿題となりました。

①むせが強くなってきたときに胃瘻をつくるかどうか?

健康な状態であれば多少の誤嚥をしても、むせることで気管に入り込んだ段階で吐き出せますし、抵抗力が保たれていれば細菌から体を守ってくれます。

怖いのは、抵抗力が落ちた状態での誤嚥です。

むせて吐き出す力が弱まり、食べ物や唾液に付着した細菌の繁殖を防ぐ力も弱まります

よって誤嚥性肺炎を発症しやすくなります。

つまり胃瘻にするということは、口から食べ物を入れることを止めること、

→食物を味わえなくなる現実!